ブガツ(Bugac)からブダペストに帰ってきて、いよいよ旅も最終日。約2週間共に旅した家族たちは夜の便で日本に帰ってしまうので、それまでちょっと趣向を変えて、ブダペストの自然を満喫することにした。晴れた日にぴったりのちょっとしたモデルコースがあるのだ。


まずはブダ側のヴァーロシュマヨール(Városmajor)までトラムで向かい、「ブダペスト登山鉄道」へ。


この電車は車輪の間に歯車があって、それが線路の間にある歯車と噛み合うことにより、急な斜面を上り下りする仕組みになっている。


山を登っていく景色を眺めながら、終点のセーチェニ山駅(Széchenyi-hegy)で下車。ここで5分ほど歩いて、通称「子ども鉄道(Gyeremekvasút)」に乗り換え。この鉄道は国営鉄道に属する路線で、なんと10〜14歳の子どもたちが大人の監督のもと実際に働いているのだ。かつての「ピオネール」の名残りらしい。


制服を着たまだあどけない顔の子どもたちが、切符の販売や検札などの業務に携わっている。しっかり仕事をしている姿がとても微笑ましい。



オープンエアの車輌もあって、豊かな緑の中、心地良い風に吹かれながら電車の旅を楽しんだ。


ヤーノシュ山駅(János-hegy)で途中下車して、15分ほどハイキングコースを歩いた。


本来なら山頂の「エルジェーベト展望台(Erzsébet kilátó)」まで登って360度のパノラマを楽しみたいところなのだけど、体力温存のため今回はパス。



その代わり、「リフト(Zugligeti libegő)」で下山することにした。


文字通り、スキーのリフトのような乗り物でゆっくり下っていく。 目の前に広がる景色を眺めながら、途中で落ちたらどうするんだろう?なんて考えながら、約15分間でズクリゲト(Zugliget)に到着。展望台まて登らなくても、充分景色を楽しめた。
ちなみに最後に降りる直前の瞬間が写真撮影されていて、売店で購入できるのだが、相変わらずボケーっとした顔していたので今回(も)見送った。


ここからはバスでブダペスト西駅(Nyugati pályaudvar)などに行ける。それにしても、街の中心地からたった10kmくらいしか離れていないのに、こんなにたっぷりの自然を満喫できるなんて、なんて素敵なんだろう。また暖かくなってきたら、お弁当を持ってピクニック気分で訪れたい。