ケチケメート(Kecskemét)を後にして、途中セゲド(Szeged)でランチして、さらに南へ。国境を越えてスボティツァ(Subotica)に到着した。
というわけで、初めてのセルビア。なんだかそれだけでワクワクする。
街の中心地のスロボダ広場(Trg Slobode)。
国立劇場(Narodni pozorište)の建物が圧巻だった。
この街には19世紀末のセセッション様式の建築物が多いようで、綺麗な外観の建物を至る所で見かけた。
鉄道駅近くにあった、ハンガリー総領事館の建物も。そして、その隣のライフル宮殿(Palata Rajhl)も。
この宮殿は今は現代美術館として使われているらしい。
TripAdvisorで見つけた「Kafe Priča」でひと休み。
店員さんが英語で話しかけてくれたので助かった。セルビア語少しは勉強しておくんだったな。で、「Iced coffee」を頼んだのだけど、デフォルトのメニューのはキャラメルなどのフレーバーが入っているみたいなので、普通にストレートにしてもらったら、
黒ビールみたいなのが出て来た。店員さんは「本当はこういう飲み物じゃないからね」と何度も念を押していた。店員さん、ワガママ聞いてくれてありがとう。まあそれでもちょっと甘みがあったのだけど、乾いた喉にはちょうどいい口当たりだった。
フランシスコ会教会(Franjevačka crkva)に、
市庁舎(Gradska Kuća)。
緑に覆われた市庁舎もとても美しかった。ちなみに手前の噴水は、ハンガリーのジョルナイ(Zsolnay)の陶器製らしい。贅沢な眺めだ。
通りを歩いていたら、ハンガリー製品専門店があった。
ハンガリーとの国境からたった約10キロ。100年前まではオーストリア=ハンガリー帝国の街で、今も人口の約35%はハンガリー人だという。
ふと、足元に気配を感じたところ、
おじさんが「ちょっと、ちょっと!」と言っているように見えた。
誰だったんだろう?
観光のハイライト、シナゴーグ(Synagogue)に到着。
ガイドブックには「2012年4月現在改装中」と書いてあったのだけど、それから5年後の2017年9月現在もまだ改装中だった。12月末には完成するらしい。あと少しだ。
最後にセルビア正教会。
予想していたよりも見どころの多い街だった。ちょっと名残惜しさも感じながら、次の街へと急いだ。
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