14時44分発のクルージュ=ナポカ(Cluj-Napoca)発ブダペスト東駅行きの電車に乗るべく、駅に到着。



改めてホームの向こうを見ると、おそらく既に現役ではないと思われる車両が目に入った。写真には収まっていないが、結構長い。本当は中に入って見たいのだが、この距離で見ても老朽化が激しそうだ。


結局電車は遅れてやってきて、乗り込んだ後もなかなか出発せず、約1時間後にやっと動き出した。ブダペストには21時20分に着く予定だったのだが、このままだと22時半頃になってしまう見込みだ。ルーマニアはハンガリーより1時間早いので、駅に到着した時点から換算すると、9時間近くの旅程になってしまうことになった。


その上、ルーマニア国内での電車の走行はとにかくゆっくりだった。山あいを走るのだから仕方ないのかもしれない。しかも、びっくりするくらい近くに馬や牛、羊の群れなど動物が見えた。電車にも慣れているのだろうか。そのためなのか、駅でもないなんでもないところで電車は何度も停まった。


それでも、車窓からの眺めは飽きなかった。例えば、フェディン(Huedin)という駅の近くで見てたこの景色。


何層もある屋根を持つ大きな豪邸のような建築物が密集している。


屋根の形はどこかしら中国や日本の様式のようにも見える。が、後で調べてみたところ、このあたりに住む少数民族の屋敷らしい。富の象徴ということなのだろうか。


コロコロと丘の上から転がってきそうな羊の群れを眺めているのも心が和んだ。



なんだかんだでやっぱり1時間遅れでブダペスト東駅(Keleti pályaudvar)に到着。降りてみて、先頭車両が変わっていることに気付いた。



出発前にクルージュ=ナポカ駅で前の方の車両が連結されたような音が聞こえたのだけど、それがペーチ大学創立650周年記念車両だったということをホームに降りて初めて知った。


まさかお目にかかれるなんて思ってもいなかったから、めちゃくちゃ感激だった。


ともあれ、遅延以外には特に大きなトラブルもなくブダペストに帰還。長時間の電車の移動ですっかりお尻が痛くなっていたが、ホームに降り立つとそれも吹っ飛んだ。