ルーマニアはトランシルヴァニア地方の街、ミエルクレア=チュク(Miercurea Ciuc)での2日目の朝は、シュレッドチーズがたっぷりかかったオムレツから始まった。

 

オムレツにはハムもたっぷり。ハムとチーズとタマゴの三重奏で、しっかりエネルギーチャージした。 



街の中心地へ。昨日とは打って変わって朝から良い天気で、積もっていた雪もだいぶ溶けてきていた。白い世界だったのが色彩を帯びると全然違って見える。

         

「Petőfi Kávéház」というおしゃれなカフェを発見。壁画が青い空によく映えていた。


この店名もそうなのだが、かつてハンガリー領で人口の約80%がハンガリー人というこの街は、ルーマニア語よりハンガリー語での表記の方を多く見かける。街のハンガリー語名は「チークセレダ(Csíkszereda)」。だからハンガリー語で話す時は置き換えるようにしている。


カフェの先は、ペテーフィ・シャンドール通り(Petőfi Sándor utca)


レストランや商店が多く建ち並んでいて、歩行者専用となっているので歩きやすかった。

         


太陽が眩しく照りつけていたけれど、少し離れた公園ではまだ雪が積もっていて、誰かが作った雪だるまがかわいかった。



丘を登ると、美しいカテドラル。


その反対側に、ミコー城(Mikó vár)がそびえ立つ。

         

昨日は雪に埋もれて真っ白だった敷地も、今日は景色が違って見えた。
中は民族博物館になっている。伝統的な牧畜生活に関しての展示があり、とてもおもしろかった。


中心地に戻ってランチのレストランを探した。


雪が積もっている間は全く気付かなかったのだが、歩行者専用の大きな広場があった。
その裏手で、男女の団体がレストランに入っていくのが見えた。地元の人が集まるレストランで食事するというのは、旅の醍醐味でもある。 


この「Meteor」というレストランに時間差で入ってみたところ、奥の半個室でパーティーをしている団体がいたものの、手前のテーブルに座らせてもらえた。
何を食べたのかは後日改めて紹介。


一旦ホテルに戻る途中、地元発のパン屋さん「harmopan」スタンドにも寄ってみた。昨日行ったスーパーから道路を挟んで隣にある。


ホテルから歩いて5分以内で、24時間空いているので、何かって時にありがたい。


隣にはパン工場。昨日は金曜日で平日だったからか、近くを歩いただけで香ばしい匂いがした。


2日目にしてすっかり、この街に馴染めているような気がしている。