羽田空港「JAL国際線サクララウンジ」を後にして、ブリティッシュ・エアウェイズBA008便に搭乗。
ロンドンまでの約13時間のロングフライトが始まった。
さっそくウェルカムドリンクが配られたので、迷わずスパークリングワインをお願いしたところ、「ランチにも飲む?」と訊かれたので、「飲む」も答えたら、
ボトルを2本手渡された。既にラウンジでグラス2杯くらい飲んだ後だったのだけど、全部飲みきれる自信はあった。
機内食1回目。
ブダペストに戻ったらしばらくは食べられないだろう魚料理や煮物などをしっかり堪能した。デザートまでしっかりいただいた。
ところで、機内モニターが「離陸後に始まります」という表示のままなかなか起動しなかった。そのうち直るかと思って、機内食の後3時間ほど仮眠して目覚めた後も、
画面は変わらなかった。近くにも観ている乗客がいなかったので、このあたり一帯ほとんどの座席で故障していたようだった。映画を何本か観て過ごすつもりだったのに、大変困った。しかも中途半端にも仮眠してしまった後なので、全然眠くない。仕方なく日本から持ってきた雑誌を読み始めたが、3時間ほどで完読した。それでもあと6時間も残っている。
一応手荷物にパソコンは入れていたし、済ませなければならない仕事も少なからずあったのだけど、私自身は飛行機の中で仕事をするのはそもそも好きではない。できるだけリラックスしていたいのだ。とはいえ時間がありすぎるので、気を奮い立たせて着手はしてみた。が、やはりほとんど進まなかった。
永遠に続きそうだった退屈な時間も、2回目の機内食が運ばれると同時に終わりが見えてきた。
WiFiも繋がったし、乗り換えまでの5時間はラウンジでゆっくり過ごすことにした。
ブダペストは、まだ遠い。
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