ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2016年7月末よりハンガリーのブダペスト(=ドナウの東)で生活し、2019年8月末より東京(=遥かもっと東)へ。
日々の出来事をときどき交えながら、ハンガリーや周辺諸国のグルメ、観光情報などをご紹介しています。

ハンガリーから日本に戻ってきてもう半年以上経ったのだけど、ハンガリー語の学習は今もSkypeでのレッスンで続けている。しっかし、外国語って話していないと本当にすぐに忘れてしまうものだ。普段からインターネットラジオを聴いたり、本やネット記事を読んだりして、なるべくハンガリー語に触れているつもりなのだけど、実際に話す機会なんかまったくないので、レッスンのたびに自分の語学力の退化を痛感する。私の脳みその中で(それぞれのレベルはどうであれ)「日本語」「英語」「ハンガリー語」「ドイツ語」の4つあったはずのチャンネルが、今は「日本語」「それ以外の外国語」の2つのみになりつつある。どうにかしていかないと、今までの努力が大変もったいない。

そういえば、本棚で『ハンガリー語のしくみ《新版》』が長らく積ん読状態だったことを思い出した。いつか読もうと思っていながら、ずっとそのままだった。

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読み始めてみると、今更ながら知る新しい発見も多い。 中でも「ハンガリー語で最も長いことば」だという、"megszentségteleníthetetlenségeskedéseitekért"が興味深かった。

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そう、ハンガリー語って、ともすると1語がとても長いのだ。もちろん、ひとつひとつの単語は総じて短いのだけど、文法のしくみ上、例えばほかの言語では複数の文節になるものも1語になれる。逆に長い単語でも、文法のまとまりごとに区切って考えてみると意味がわかる、ということもある。そんなことを改めて感じさせられて、学習を継続する上での大きなモチベーションとなった。

というわけで、次のハンガリー語のレッスンまでに、
"megszentségteleníthetetlenségeskedéseitekért"
をこっそり練習中。でもこれが、やはりなかなか難しい。

時々横浜に赴いて、実家および祖母の家の片付けをしている。2月に98歳になった祖母自身はまだまだ健在なのだが、使っていない部屋に私や弟のかつての持ち物が保管されているのだ。その中から急遽見つけ出さなければならない物があったので、この日も引き出しを開けて探していたのだった。

で、探し物は難なく見つかったし、ああ、こんなのまで取っていたんだなぁと感慨深い物も見つけた。その中のひとつがこちらの絵。

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私が6歳の頃、幼稚園で描いた絵だそうだ。太陽と、鳥たちと、ぺんぺん草と、蝶々と、あと左の方にある謎のドーナツ状の物体。なぜこの構図なのか、左から2番目の鳥が落としているのは卵なのか羽なのか、ドーナツ状の物体はいったい何なのか、いろいろと謎が多いのだが、作者に聞こうとも、その作者である自分自身が何も憶えていないので、真相は闇に包まれたままだ。

で、何が感慨深かったかというと、この絵ではなくて、その裏に留められていたこちらの刺繍作品だった。

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絵をもとに母親が刺繍で再現した作品。そのあまりの完成度に驚嘆した。だって母親といえばとにかく不器用だった印象しかなくて、とてもここまで忠実に再現できるなんて想像も及ばなかったのだ。母親なりに苦労しながら作ったのだろう。普段衝突してばかりだけど、今まで見えてなかった一部分もちょっとだけ見えた気がした。たとえそれがとっくの昔の話でも。

私の絵と母の刺繍で1セットで幼稚園の卒演作品とのこと。ちなみに弟の作品も見たかったのだが、弟の方が格段に絵が上手で、今更ながら軽く嫉妬してしまったのだった。


昨年末くらいに友人からタイ土産にいただいた、トムヤムクンの素。ふとエスニックな料理が食べたくなったので、食料庫にストックしていたのを思い出し、近所で適当に具材を調達してきた。

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パッケージは英語表記がメインなので、裏面に記載されている作り方もわかりやすかった。ただ1点気になったのが、表面に記載されている"NO MSG ADDED"という文言。"MSG"ってなんだ? 調べてみると、日本ではうま味調味料に使われている「グルタミン酸ナトリウム」のことだった。つまりそれが使われていない、ということだ。


有頭エビにシーフードミックス、マッシュルーム、エノキ、生姜などをゴロゴロ入れて、軽く焼いたオクラも添えて、できあがり。

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パクチーが見つからなかったので、イタリアンパセリを添えている。辛味と酸味と甘味がちょうどよい感じで、自然な旨味が美味しかった。

せっかくなので、トムヤムクンの素と一緒にいただいたタイのグランモンテ(GranMonte)のワインも開栓。

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タイでもワインを生産しているなんて、初めて知った。どことなく南国を彷彿させるようなフレーバーが、なんとなく舌で感じることができた。

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