ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月末よりハンガリーのブダペストで生活し、2019年8月末より東京へ。毎日が新しい発見の連続です。

2016年7月末よりハンガリーのブダペスト(=ドナウの東)で生活し、2019年8月末より東京(=遥かもっと東)へ。
日々の出来事をときどき交えながら、ハンガリーや周辺諸国のグルメ、観光情報などをご紹介しています。

諸事情により再発行手続きをした特典のプライオリティ・パス(PRIORITY PASS)のカードが昨日届いた。


image

左上が旧カードで右下が今回届いた新カード。短い間にデザインが変わったようだ。

プライオリティ・パス(PRIORITY PASS)とは 、「プレステージ会員」に入会すると、 日本居住者は年会費US$399で世界400都市に850ヶ所以上の空港ラウンジを無料で何度でも利用できるサービスだ(※2016年4月現在の情報)。年会費はUS$99だが利用ごとに毎回US$27かかる 「スタンダード会員」、年会費US$249で10回までの利用が無料、以降の利用は毎回US$27かかる「スタンダード・プラス会員」もあるが、いくつかのクレジットカード会社が無料で「プレステージ会員」と同等のサービスが付く会員特典を用意している。


2月のハンガリー訪問時にはラウンジを利用しなかったのだが、2015年9月の訪問時はトランジットのイスタンブール アタテュルク国際空港(İstanbul Atatürk Havalimanı)「プライムクラス(primeclass)」を利用した。金曜日仕事を終えてそのまま成田空港に向かい、ターキッシュ エアラインズ(Turkish Airlines)の深夜便に乗り込んで、到着したのは現地時間の早朝。トランジットの時間が3時間近くあったので、ちょうどどこか座れるところでゆっくりしたかった。




時間が早すぎたからなのか、ラウンジ内はガラガラに空いていた。Wi-Fiが繋がり、ソファ席には電源も設置されているので、ラップトップを広げながら寛ぐ人々もいた。



ドリンクやフードもかなり充実していた。機内食をしっかり食べてしまったことを軽く後悔した。


何より、このラウンジの魅力はシャワールームがあることだ。

その日は出発の前、朝シャワーを浴びたきりだった。機内にいる間はあまり気にならなかったのだが、ラウンジに到着した頃にはすっかり汗ばんでしまっていた。シャワールーム内は比較的広くとても清潔で、たっぷりの熱いお湯が爽快だった。シャンプーやボディソープだけでなくペーパーバスタオルも設置されているので、手ぶらで入ることもできる。洗面台にはドライヤーもあって、髪をしっかり乾かしてからラウンジに戻った。


次回の渡航では別の航空会社を利用する予定で、トランジットの時間は2時間弱。その空港にも利用できるラウンジ(しかもシャワールーム付き)が多くあるようなので、どのラウンジを選ぼうか今から迷ってしまっている。

朝から春、というよりも初夏が近づいているような陽気だった。




2月にハンガリーの南の街、セゲド(Szeged)で見た空を思い出した。
あの日もコート無しで充分なくらい暖かかった。柔らかい太陽の光の下、ティサ川(Tisza)沿いを散歩した。
ちなみに写真は川岸にあるモニュメント。これについては後日別途紹介することにする。


帰国してからの週末は、どちらか1日は電車で出かけて人に会い、もう1日は家の中か近所でゆっくり過ごす、というのが習慣となっていたのだが、今週末は事務作業に集中するために人と会う予定は一切入れていなかった。
けれどもこんなにも天気が良いのに家から一歩も出ないというのは、もったいなさすぎる。そこで、時間のロスにならない程度に近所を少し散歩してみることにした。 


仕事で使っているバッグから中身を取り出して、家の鍵、お財布、定期入れと順番に普段使いのバッグに移し替える。あ、定期入れはいらないかもしれない。戻そうとした手が、ふと止まった。


「本格的に向こうに引越す前に、絶対歯医者さんに行っておいた方がいいよ~」
アメリカ留学経験のある友人のアドバイスを思い出した。確かに、海外では歯科治療が高額になるケースが多いと聞く。定期入れの中には健康保険証も入っていた。しばらくそのカードをじっと見つめた。 


歯科医院に最後に通ったのは2015年の7月のこと。その年の1月に最後の親知らずを抜こうとして通院を始めたつもりが、意外な箇所に虫歯が確認されてしまい、大規模工事もとい治療を続けている間に半年ちょっとが経過していた。治療が完了した後も3ヶ月後、半年後と定期的に検診に行くつもりでいたのだが、すっかりそのままになってしまっていた。あれから約9ヶ月、痛い箇所はどこにもないのだが、実際歯科医に診てもらわないとわからない。


一方でいざ歯科医院に行こうにも、なかなか決心がつかなかった。もともと虫歯ができやすく何度も治療を繰り返しているため、既にかなりの額を投資している。もしかしたら人生で一番大きな買い物になっているかもしれない。これからまたどこか虫歯が見つかってしまったりなんかしたら、さらなる出費が避けられない。保険適用内治療にすればいいだけなのだが、銀歯ではやはり見た目が気になってしまう。人からどう見られているか、というよりも自分自身が気になってしまうのだ。


ただ、あと数ヶ月で渡航を予定していて、さすがにいい加減逃げ続けているわけにもいかない時期となっていた。放置した結果後で大変な思いをするくらいなら、行くしかない。もうこのタイミングしかない。それに現状どこも痛くないなら、問題はないかもしれない。


そんなこんなで、数分後には家から一番近い歯科医院の受付にいた。問診票に記入し、順番を待つ。診察室にいたのは初老の男性の先生だった。言われるがままに大口を開けると、一本一本丁寧に診てくれた。


結論として、新しい虫歯はなかった。治療の必要もなかった。もちろんこれからも油断は大敵なのだが、結果を聞いて心の底からホッとした。家を出て1時間後にはもう帰宅していた。


そういえば、ハンガリーでの歯科治療事情は実際のところどうなのだろうか。医療先進国と聞いてはいるので、医療技術も高いと思われるが、診療費の水準はどのくらいなのだろうか。今まで調べたことはなかった。


試しにネットで検索してみたところ、2007年のnikkei BPnetの記事を見つけた。当時イギリスでは、ハンガリーに治療に通う「歯医者ツアー」がブームになっていたとのことだ。歯科医の腕が良い上に、渡航費や滞在費をかけてもイギリスで治療するよりも安く済むし、観光も楽しめる。9年近く経った今でも人気なのかはわからないが、ヨーロッパの中でも診療費が安いという評判は変わらないようだ。


もうひとつ、「チタンデント歯科医院(TitánDent fogászati kft.)」という、 なんと日本語が通じる歯科医院があるという情報も見つけた。ホームページに日本語ページもあり、診療費も記載されている。若干高く感じるが、ハンガリーでの歯科治療は一度の診療で完了して、何度も通院する必要はないらしい。日本人旅行者にも人気のようだ。


向こうに行ってからも安心した治療が受けられるのなら、今日急いで行くことはなかったかもしれない。
が、とにもかくにも、虫歯がないとわかって良かった。それだけでも大きな成果だ。


何歳になっても、プレゼントをもらうというのはやっぱり嬉しいものだ。
誕生日当日、帰宅したら大きな段ボール箱が届いていた。


プレゼントに違いない、と確信した。
それにしてもこんなに素敵なサプライズをしてくれたのは、いったい誰なんだろう? 思い当たる節がないわけでもないが、佐川急便のラベルが貼ってあるので、送り主は国内在住者だろう。いや、オンラインショッピングを利用すれば海外からだって手配できるのだから、そうではないのかもしれない。いずれにしても、誕生日当日を日付指定して送ってくれるなんて、その心遣いを見習いたいくらいだ。


心を躍らせながら段ボール箱を手に取り、ラベルを見た瞬間、テンションは一気に落ちた。
それは1ヶ月も前にオンラインショップで注文した商品だった。「入荷が遅れているため発送も遅れている」という連絡があったので、気長に待っている間にすっかり気に留めていなかった。
サプライズの仕掛け人は、私自身だったのだ。


箱の中身は特筆すべきものではないので、ここでは内緒にさせていただく。
ちなみに、段ボール箱そのものは割と丈夫でいろいろと活用できそうなので、大切に取っておくことにした。
そういえば、ブダペストではオンラインショッピングはどのくらい浸透しているのだろう。実際利用するかどうかは別としても気になってきた。
あとで現地在住の友人に訊いてみるとしよう。



↑このページのトップヘ