ドナウの東か、遥かもっと東から

2016年7月からハンガリーのブダペストでの生活を始めました。毎日が新しい発見の連続です。

早稲田大学在学中に交換留学で1年間ドイツのライプツィヒ大学に留学。
卒業後はドイツ系→入社3年目でアメリカ系に買収→日系広告代理店→半年間のブランク→日系外食産業を経て、2016年夏ハンガリーのブダペストで新生活を始めました。
日々の出来事をときどき交えながら、ハンガリーや周辺諸国のグルメ、観光情報などをご紹介しています。

ハンガリー語を学習し始めて、1年と9ヶ月。まだまだ初歩的な文法のミスを繰り返すし、自分が伝えたいことをうまく表現できなかったりするし、課題は盛りだくさんなのだが、それでも最初の年と比べたら確実に上達している、と思い込んでいる。
最近はレストランをはじめ、美容院や歯医者の予約もできるようになった。ご近所の人々とのちょっとした会話もできるようになった。少しでも話せるようになると、毎日がどんどん充実したものになっていく。ハンガリー語のあまりの難解さにしばしば心が折れそうになることもあるけれど、ハンガリー語でコミュニケーションすることで嬉しい出来事もあったりして、そういうのがモチベーションになっている。
先日トラムに乗っている時にも、こんなことがあった。


そんなに混んでいなかったので座席に座ると、ほどなく3〜5歳くらいのかわいらしい男の子と女の子、そして彼らの父親とおぼしき男性が乗ってきた。男の子の方がお兄ちゃんという感じだった。兄妹はどちらも赤い缶ジュースを持っていて、男性が2人を私の前の席に座らせた。すると、男の子が男性にこう言ったのが聞こえた。「ねえ、この人は中国人なの? 日本人なの?」
なので、男性の代わりに答えてあげた。「私は日本人よ」と。
そしたら隣の女の子が、「日本語で何か言ってみて!」と。なので、「"Jó napot!"は日本語で『こんにちは』と言うのよ」と教えてあげた。女の子は「こんにちは」と綺麗に発音した。
そこから4人での会話が始まった。


2人が飲んでいるのは缶ジュースは、「子どもビール(Gyerek sör)」と呼んでいるということ。
2人は英語は少し話せるということ(ただし、"Yes"と"No"といった簡単なフレーズのみ)。
男の子はフランス語の言葉を知っていたのだけど、忘れてしまったということ。
女の子は私が手に持っていたピンク色の傘が気に入ったということ。
それを聞いた男性が、プールに傘を置いてきてしまったのを思い出したということ。
女の子は日本の映画、「トトロ」「チヒロ」が好きだということ。
男性は、「ハウルの動く城」や「ナウシカ」が好きだということ。


終点でバスを降りるまでそんな会話をした。男性に「2人ともとってもかわいいですね」と言うと、「かわいいけれど、あちこち動き回るから大変だよ」とちょっと困ったような、でも嬉しそうな表情を見せた。別れ際、子どもたちは何度も私に「シア(Szia)!」と挨拶して、その度に振り返って手を振った。トラムで同乗しただけの見知らぬ親子との楽しいひと時に、すっかり心がほころんだ。


もちろん聞き取れなかった単語の方が多いし、 私はほとんど相槌を打っていただけで自分からはなかなか話せていない。だから、もっともっとハンガリー語の勉強を頑張ることにした。語学の習得に、ゴールはないのだ。


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※写真はトラムに乗る前に入ったカフェで飲んだレモネード。本文とは一切関係はない。

壁画もだけど、最近は変わった台のあるブランコを探して歩くのも、ブダペストでの生活でのちょっとした楽しみでもある。きっかけは、フニャディ広場市場(Hunyadi téri vásárcsarnok)の前で見つけたこちらのブランコ。

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写真右はよくあるタイプだけど、左は台に柵のようなものが付いている。
最初、乗り降りが大変そうだなぁって思っていたのだけど、よくよく考えたらこれ、小さな子どもが座り乗りするためのものだったのね。てっきり立ち乗りでの利用シーンを想像してしまっていた。柵の隙間から足を出せば、ちょうど胴のあたりが固定される感じになって、小さな子どもでも安全の様子。


ほかの公園でもちょっと変わったブランコを見かけたので、随時アップする予定。ただ、こういうタイプだと私自身が遊ぶのにはちょっと無理がありそうだな。

先日スーパーで買った、「くまちゃん」という意味の名のチーズ「マツコー(MACKÓ)」。中を開けたら、個包装も可愛かった。

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その中のチーズは普通にクリームチーズ。厚みがあって割と大きく、口の中に入れるととろけるような舌触り。


個包装のシートの部分は綺麗にはがせたので、なんとなくもったいなくてそのままとってある。これをシーツに加工してみたいな。

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